昔話。

書く事ないんで昔話します。

昔々、あるところに高校生のぽーにょ。という男性がいました。

彼はテスト期間になると友達と学校に残って、

勉強をしてるふりをしていました。

その日もいつものように学校で喋っ・・・勉強していました。

そして４時くらいにいい加減帰ろうということになりました。

ぽーにょ。は友達のかめきち。と帰っていました。

すると帰り道に「松坂屋」と書いた建物がありました。

ぽーにょ。と、かめきち。は自転車を駐輪所に止めて、

何かに釣られるように「松坂屋」に入っていきました。

するとそこには子供用のレゴのコーナーがありました。

ぽーにょ。と、かめきち。はテスト期間中ということを忘れるくらい、

一心不乱にレゴを組み立てました。

ぽーにょ。はドラえもんの顔を作っていました。

しかしかめきち。はそれを見て言いました。

「俺ら高校生やん。本気出して立体のドラえもん作ろうや。」

ぽーにょ。はすぐにしょぼいドラえもんを崩し、

かめきち。と共に立体ドラえもんを作り始めました。

そして３時間後、彼らは成し遂げました。
















２００３年の当時の写真です。

レゴです。レゴなんです。

ちなみにタケコプターは回る仕様になってます。

彼らはとても喜びました。

誰かに誉めてほしいの一心で一般人のふりをして、

「あれ、すげー！！！！誰が作ったんや！！！！」

と一般のお客に聞こえるように叫びつづけました。

しかし達成感の後に来たものは、危機感でした。

そうです。彼らは次の日テストなのです。

しかも夜の７時を超えています。

あせったぽーにょ。と、かめきち。は、

達成感を味わってすぐに急いで帰りました。

「時給がほしいね♪」

そう二人は言いながら「松坂屋」をあとにしました。




しかし・・・・

彼らを待っていたのは、

３時間自転車を止めたことによって発生した、

駐輪代２００円でした。

時間とお金を無駄にした一日でした。

そんな一日を過ごした二人が今もどこかで、

レゴで遊んでいるそーな。

おしまい。